Wait! Let me say something...

地理学の授業や研究内容、Kentuckyでの生活で経験したこと・気づいたこと、個人的な話題などを不定期に紹介しています。
なお、ここで記される人名は、特別な記載がない限りケンタッキー大学地理学教室の関係者(教官もしくは院生)を意味します。
内容は適宜勝手に修正しますのでご了承ください。

ご意見・ご質問は こちらまで。過去の駄文は こちらからどうぞ。

Updated: November 17, 2007 01:10 (EST: GMT-0500)

11/16/2007 (金)
  • 11月14日(水)に審査委員による博士論文の最終口頭試問が行われ、無事に合格したことで学位取得&留学を完了する運びとなった。学位取得までずいぶん長くかかってしまったし、ここに書いたこと&書けなかったこと&書かなかったことなど多々あったが、このページを含めて長い間温かく見守ってくれた人たちに深く感謝したい。今まで本当にどうもありがとうございました。
  • 口頭試問の前に数日かけて博論の最初1ページ目から最後(248p)まで全てを音読したのだが、章が進むにつれて自分の主張が文章に伝わってくることを感じ取れて、音読で読み直してよかった・・・と痛感した。修論で苦労したことを思い返すと、博論がモノグラフとして一応の完結をみたことには、言葉で表現できない達成感をじわじわと感じている。自分は不器用なため図表に関してはまだ不十分な面が多々あるものの、審査委員の人たちは特に問題と感じなかった様子。博論の内容が本になるか、各章を論文にするかは今後次第だが、個別に発表したい箇所については帰国後早急に原稿をまとめて投稿する予定。20代に大した成果を出していない分、これから挽回していきたいところ。非常に好意的でかつ的確な批評を与えてくれた審査委員の皆 (Karl, Tad, Rich, Larry @ Sociology, Pat @ Sociology) に多謝。
  • 明日からはSEDAAG(アメリカ地理学会南東支部)大会@サウスカロライナ州チャールストンへ行き、そのついでに感謝祭連休を利用して一気に友人一家を訪ねるため遠征する予定。詳細なルートは以下のとおり:興味のある人は地図で探してみてください・・・(苦笑)。

    Lexington, KY --> Lynchburg, VA (Ellenをピックアップ) -->Greenville, NC (Viva宅にて一泊) --> Kitty Hawk, NC(ライト兄弟史跡見学) --> Charleston, SC(学会参加、二泊)--> Raleigh, NC(Ellen降車) --> (車中泊?) --> Farmington, ME(!)(Dave一家訪問、二泊) --> Bloomsburg, PA (John&Michelle一家訪問、二泊)-->Lexington, KY帰宅。-----メールなどの返事を書けるのは26日以降になると思います。

  • その後は12月中旬に当地を発ち、東回りで高校時代の同期友人の赴任先を訪問して、クリスマス以降に実家のある浦安に戻る予定。今春に応募した学振PDは残念ながら不採用との結果が届いたので、帰国後しばらくは非常勤&投稿浪人となる予定。経済的には貧困状態が続くものの、この時期を機に投稿数を増やして今後の就職戦線に備えたいところ。まずは6年ぶりに家族と元旦からの三が日を過ごすこと、そしてその後2年日本にいる間に友人知人と会うことを楽しみにしている。日本国内・海外でずっとROMっていた人、声かけてください。久々に会って飲むことを楽しみにしています。本当にどうもありがとう。

10/30/2007 (木)
  • 博論審査委員の日程を調整した結果、最終口頭試問実施日は11月14日(水)に決定。22日に博論一式5部を印刷し(一部あたり300頁近くの量となった)、各自のメールボックスに置いてきて自分の役目は終了。現在は口頭試問前に行う10−15分程度のスピーチ原稿を執筆中&その他あれこれ。自分の書いたものがどれだけ「博士号」にふわさしいのか自問自答することも多いけど、今は焦っても仕方ないので、口頭試問中に審査委員とどんな議論ができるか前向きに待ちたいと思う。前回書いたとおり、Defenseまで緊張感を持続して本帰国まで全てを無事に完了したいところ。
  • 今頃の発見かもしれないが、私のHPにたどりつく人はブックマークしてくる常連(?)やYahooやGoogleの名前検索をたどってくる人たちに加え、何かしらのキーワードを経て過去の駄文帳を見つけてそこから入ってくる人が結構多いことに最近気づいた。ここ2年半ぐらいはこのHPの更新もかなり不定期&半中断状態が続いていたが、留学したばかりの2001年から2004年ぐらいまでは結構マメに記録をつけていたので、そららのページの一つに偶然引っかかってHP訪問される方が多いのだろうと思う。留学開始からHTMLタグを使い始めるまでの数年間、このHPは主にNetscape Composerを使って作っていた。そのため、実際に秀丸やHTMLエディタで過去の駄文帳のファイルを開くとやたらタグが雑で目を覆いたくなる。文章は言うに及ばず。改善すべき点や削除してもいい点は多々あるのだが、人文地理学関係で大学院留学した人がほとんどおらずどんな教育を受けているか知る術もない現況では、なんとか過去ログを整理して保存・閲覧できるよう維持したいところ。何かいい方法はないものかな・・・。ドメインを購入していっそのことアーカイブとするか。
  • 先々週の日曜(10/21)に走ったハーフマラソン@ルイビル、めでたく無事に完走してゴールイン。タイムは自分の予想を上回る結果(1時間47--48分台)となり、個人的には大いに満足。今後しばらくは出走予定のレースもないけど、これからも機を見て適宜走りたい。
  • 数週間遅れの情報だが、YNU男子バスケ部の関東リーグ4部準優勝&3部昇格おめでとう。すごくしっかりしたチームだったみたいで、一度試合を見てみたかった。現役の部員で知っている人は一人もいないけど、OBの一人として陰ながら応援しています。卒業してから9年経ったにもかかわらず、同期の主将や1-2年下の後輩とは今も連絡が続いており、S君をはじめとした皆に感謝。

10/18/2007 (木)
  • 前回このページを更新した際に触れた、先月に提出した博論第二稿の件、Karlより内容に関してゴーサインが出て最終口頭試問(Defense)の設定準備に入った。現在Karlが赤入れしたものを参考に第二稿を修正しつつ、博論審査委員全員が集まれる日程を調整中で、早ければ11月7日、遅ければ11月28日に口頭試問を実施する予定。いよいよゴールが見えてきた感じ。Karlの2度目の赤入れを読みながら甘さや弱点がいろいろと見えてくることもあるけど、ようやくここまで来たかという思いも強い。ここで驕らず満足せず、Defenseまで緊張感を持続させて全てを無事に完了させたい。
  • 先々週だったか、自分のノートパソコン(Compaq Presario R3000)のディスプレイが壊れてしまった。幸いHDDやOSはちゃんと動いているので、学内にある余剰備品からデスクトップ用モニターを拝借してノートPCをそれにつなげて使用中。保障期間を過ぎているため、HPに有償で修理を依頼するか検討中。HPでの修理は一律320ドル。この手の修理は日本でも5万円以上かかるらしいし、一方でノートパソコンの廉価化が進んでいる今ならデータだけ確保して次なるノートPCを買うという手もありだし、本帰国前にこの出費をとらえるべきか迷っている。修理を決断するならDefense日程決定からDefense実施までの間に行わないとなぁ・・・。
  • パソコン関連でもう一つ。留学完了後にこのHPをどうしようか現在検討中。どこかのブログにアーカイブとして移したいと考えているものの、過去の日付をもって記録が残せるのかわからず、まだ何も調べていない。昔の文章を読むと書き直したい点は多々あるけど(そして勝手に直す場合もあるが)、この時期に学び感じていたことを知るのは記録として自分にとっても大事なので、何らかの形で残せればと願っている今日この頃。どこかお勧めのブログサイトがあれば教えてください。
  • 地理学教室のTadと人類学のSarah Lyonが企画したDemocracy vs. Transparency in Certified Products Networksのシンポジウムおよびワークショップが先週11日(木)から13日(土)にかけて開かれ、私は聴講者として全ペーパー&発表に参加させてもらった。どれも質の高い研究で、非常に勉強になった。キーワードは transparency, consumer subjectivity, ethics など。個人的にはJulie GuthmanやKCLのMike Goodman、そしてラトガーズのRichard Schroederなどと話すことができて満足。さらにUK Geography出身で私よりも先に学位を取得して就職した友人Dave Correiaが発表に来ていたので、ワークショップ終了後はAndy宅でDaveとAndyと三人でUK vs. LSUをテレビ観戦。全米ランキング第一位のLSU(ルイジアナ州立大)相手に3度目のオーバータイムでUKは大金星。3人とも大興奮、その後皆で飲みにいったものの、私は途中で撃沈・・・。本帰国前にDave一家のいるメイン州まで行ってみたいと真剣に考えはじめている。うまくいきますように。
  • 最後に無謀なネタを一つ。今週日曜(10/21)、1時間半離れた都市ルイビルにてハーフマラソンに出走予定。夏に参加した5Kや10Kに比べるとあまりトレーニングができていないので、無事に完走できるかも怪しいのだが、せっかくの機会なのではりきって走ってこようと思う。コースはオハイオ川沿いをひたすら走るとのこと。目標は2時間以内。1時間50分を切れたら御の字。結果はどうなるかな・・・。

10/9/2007 (火)
  • 長らく御無沙汰です。8月末以来更新しないままですみません。いろんなことが後手後手になったままの今日この頃、微妙に時間のあるタイミングなこととなんとなく気が向いたことから、久々に更新します。
  • しばらく前に書いた、このホームページの背景画像がワイドモニターでは正しく表示されていないままであった件、背景色で統一するように変更しました。過去ログも少しずつ直していきたいと思いつつ、手がついていないのが実情。長い間見守っていた人は今度私と会った時に笑ってやってください・・・。
  • 8月下旬に博論最終章をKarlに提出してからおよそ一ヵ月後、全体を通した第二稿をKarlに提出。図表を挿入したりパラグラフを入れ替えたり様々な加筆を行ったら、第一稿が終わった時点で225ページあった本文は第二稿で250ページまで増えていた。当初「最終提出は200ページを超えていること」を目標にしていたので、終わってみればこれは無事に達成した様子。問題は内容と質だが・・・今朝Karlと廊下で会った際全体的に良くなっているという旨のことを言っていたので、ちょっと安心。第三稿まで上げてから最終口頭試問に臨むか、第二稿の修正からそのまま最終口頭試問に向かうか、彼の読了と判断を待つばかり。少しずつゴールに近づいていることを実感している。
  • 先週末、うちの大学を会場校としたCritical Geography Conferenceなる小研究集会が開催され、非常に有意義な時間を過ごした。このHPを私の留学当初から読んでいる人は覚えているかもしれないが、実はこの研究集会は5年前の11月にもうちの大学で行われており、私はその時以来の参加。Patriciaに任命されたセッション座長は緊張しつつも無事に終えた。
    以前の記録を読むと如何に実態を理解していなかったかよくわかる。逆に今回はリラックスして様々な発表を聞きながら学ぶことができ、5年間のささやかな進歩を実感することができた。個人的には自分が送迎を担当したPenn StateのMelissa Wright(Melissaの研究は日本の地理学者に広く知られて欲しいと思う)をはじめ、ジョージア大・オハイオ大・ダートマス大・ミネソタ大などから本集会に来た院生諸氏と新たに知り合えたし、アリゾナから来たJPをはじめ久々に会う友人知人といろんな話ができたし、収穫の多い研究集会だったと思う。友人ら皆から「学位取得後どうするの?」と聞かれ、そのたびに「12月の本帰国後2年日本に滞在するが、その後はアメリカの就職戦線に加わるか日本に残るかわからない」と正直に語った。今年は去年に比べて採用が多いらしい。2009−10年はどうなっているかなぁ・・・。
  • 趣味ネタ。9月はプライベートに2度外出、ピッツバーグとコロンバスへGenesisのライブを見に行ってきた。Phil Collinsソロファンから80年代のGenesisを知り、そこから70年代へさかのぼって熱心なファンとなった私にとって昨年再結成を発表したGenesisのライブに行くことは長年の夢だったため、ライブに行けたことは何よりも感無量・・・。全体的なファン層はコロンバスの方が盛り上がっていたが、最前列はピッツバーグの方がはるかに熱狂的だったと思う。演奏自体は全体的に「ちょっと衰えたか疲れたかな」と思う面もあったが(Ripplesの中間奏でキーボードが十分出ていなかったり、In the Cageのソロをはじめ昔に比べテンポが遅く感じられる曲が結構あった)、事前にセットリストを知らないまま行ったので、純粋に楽しめた。日本にも来るといいなぁと思うが、可能性は低そう。あと5人Genesisのブロードウェー再現もぜひ見たいが、個々の演奏力に差がありそうで、それを乗り越えて実現してほしいと思う。ともあれ、1月の間に同じバンドのライブを2度も見るのは今回が最初で最後かもしれない。良い経験をさせてもらったことと、夢が実現したことに感謝感謝。
  • Pittsburghは留学後初めて行った都市だったので、当市出身のAbbyとJessiに主なスポットを事前に教えておいてもらい短時間で各地を回った。2本の河川が合流する地点と高層ビルのコントラストは曇り空でもそれなりに写真になったと思う。

    帰り道、Wheeling, WVまで下道で行き、そこからオハイオ川沿いに南下。Huntington, WVからI-64に乗ってLEX着。途中でUS40 National Roadの史跡を見つけたのは幸運だった。
  • もう一点学問ネタ。先週のCritical Geography Conferenceに引き続き、今週末にはTadと人類学のSarah Lyonが企画したDemocracy vs. Transparency in Certified Products Networksのシンポジウムおよびワークショップが開かれる。参加者は以前この駄文帳で何度か紹介したJulie Guthmanをはじめとしてフェアトレードや認証&商品化に関わる研究者が集まり、非常に密度の濃い日々となりそう。今現在必死にワークショップ用のペーパーを読んでいるところ・・・。


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